山口統平法律事務所☆名古屋の弁護士と愉快な仲間たち

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犬山の恐怖 その1

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弁護士の山本です。

5月のある晴れた日、犬山城と有楽苑を尋ねて犬山市に行って参りました。
我が県にある国宝の建造物は、①犬山城天守、②如庵、③金蓮寺弥陀堂の3つですが、
このうち①犬山城天守と②如庵の2つが犬山市にあります。
名古屋市近辺にお住まいの方には、何を今さらな名所ですが、
新参者にとってはとりあえず押さえておく必要のある、
分かりやすい名所の筆頭なわけです。
しかも犬山城と、如庵のある有楽苑はほぼ隣に位置しているため、
1度で2つの国宝を拝むことができるという、
たいへん得な旅程を組むことができるのです。

私は法科大学院に通っていたとき、名古屋市に3年2か月住んでいました。
しかし、そのときは家と大学の往復運動で忙しく、
近郊を観光するといった発想さえ浮かばないありさまでした。
無為な往復運動を繰り返しているうちに3年はあっという間に過ぎ去り、
今ではすでに、私が最初に名古屋に住んだ日から10年が経過しているという愕然の事実。
せめて国宝の余光で過ぎ行く日を照らし、
もって見返す過去に少しでも彩りを添えることができればと考えたのです。


私の家は名古屋市営地下鉄鶴舞線沿いにあり、
鶴舞線名古屋鉄道犬山線と直結していますので、
地下鉄に乗れば犬山に行くのはわけないことなのです。

家を出てすぐの地下鉄に乗って犬山駅まで1時間弱。
上小田井で差し込む11時の陽光は絶好の観光日和を予感させます。
雲一つない空の下、地上のすべてが明るく見えて。

犬山駅で電車を降り、西側の出口から駅を出ると犬山城に向かう人の列がずっと延びていました。
失礼ながらもう少し鄙びた、人の少ない、ゆったりとしたところかと思っていましたが、
豈図らんや。
犬山駅から犬山城下に向かう東西の道は、車道は途切れることのない車の列、
歩道はあふれんばかりの人の流れ。
犬山が著名な観光地であることを思い知りました。

駅から西に向かって少し進んでから左折し、
人の流れが一気になくなった道を行くとそこにあるのが堀部邸(旧堀部家住宅)です。
犬山藩士であった堀部家が明治前期に建築した武家屋敷風の家屋です。
犬山城近辺にあっても数少ない武家屋敷風建築であり、
往時をしのばせる格調高くも質素な造りが見どころである国の登録有形文化財ですが、
ここを訪れる人は少ないようです。
そのため、例によって案内人を独占できるのです。

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案内人「この建物は奥の部屋が一番格式高い造りになっていて、その前、その前と、
出口に近くなるほど造りを荒くして分けているんです。
そちらの奥の座敷は天井があるけど、こちらはないでしょ」
私「なるほど」
案内人「廊下の板の目も変えて造ってあるんです。こうやって見ると分かりますでしょ」
私「たしかに」

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中庭もきれいに映えます。

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案内人「この書は近衛文麿が来た時に書いたものなんです。そこに文麿ってありますね」
私「ああ、たしかに」
案内人「でもこれは、首相になる前に、当時の皇太子殿下の随行で来て宿泊したときのものらしいんです」
私「へぇぇ、近衛文麿も泊まったんですね」

私「こちらの他にも磯部家住宅っていう古い建物もあるそうですね」
案内人「あちらは商家なんです。間口が狭くて奥行きがすごくある。
こっちは武家住宅。明治の初めに建てられたんですが、今犬山には他に武家住宅は残っていないんです」
私「もっと残っていてもよさそうなものですがねぇ」
案内人「他にも鎌倉時代から続くお寺の、古い建物があったんですが、ついこの前火事でなくなってしまって」
私「なんと残念」
案内人「今年の2月頃です」
私「えっ、今年ですか」


堀部邸を出て北上すると、犬山城に通じる犬山城下の目抜き通りがあります。
両側に飲食店やお土産屋が並ぶこの通りはものすごい人だかりで、
進むのにも苦労しそうです。
人口密度の高いところを避ける習性のある私はその目抜き通りをよけて西に折れ、
脇の道を北上します。
日差しが強すぎて暑いほどです。
すでに午後1時だったため、途中にあった店で昼食をとります。

田楽(でんがく)ってご存知ですか。
当地の名物で、味噌だれを塗った豆腐を焼いた郷土料理です。
この田楽の定食を注文すると、
田楽が7つに菜飯と吸い物がついてくるのですが、
この田楽をどのように食べればいいのかが悩ましいところです。
豆腐7つがそれぞれ別に竹串に刺してあり、
1つ1つは一口では食べられない大きさであるため、
果たしてそのままかじりついたらいいものか、
それとも串から外して箸で裂いて食べたらいいものか。
結局そのままかじりつきました。
大変素朴な味でありました。

店を出てさらに北上するといよいよ犬山城天守が見えてきます。
意気揚々と入場券売り場に並び、
如庵のある有楽苑とのセット入場券大人1人1300円を購入し、
天守へ続く門をくぐって入場券をちぎってもらい、入場したところが驚天動地でした。

つづく




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