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おはようございます！
「名古屋の弁護士と愉快な仲間たち」
ちかこーんです。
内閣府辞令専門官・書家に与えられたのは、
墨ツボと筆、４枚の奉書紙。
連れていかれたのは、
書類山積みの雑多な会議室。
外から鍵をかけられ、
机と高さも合わないパイプ椅子に座らされる。
何の話？？
これは、あの小渕さんが掲げた「平成」にまつわるエピソードです。
一人の役人が入ってきます。
小さなメモに書かれた「平成」の文字。
新元号の発表まであと１８分。
書家は一気に４枚書き上げます。
どれが一番上手く書けたか。
そんなのを吟味している時間はありません。
最後の１枚を発表用にと決め、
墨が乾かないままの「平成」を託します。
そしてそれは額に入り風呂敷に包まれ、
道路を挟んで隣同士にある
総理府（当時）から官邸までわずか数百メートルの距離を車で運ばれます。
部屋にかけられた鍵も車での移動も、
全てはそう、機密保持のため。
発表まであと１０分。
この１分１秒が惜しい中、
風呂敷の結び目が固くてなかなかほどけない！！
そんなドタバタの中の、
墨の香りがまだまだ漂う「平成」の額ぶち。
上下が逆になると切腹もの！
小渕さんに渡す人も、小渕さんも、
どれだけ緊張したことでしょう。
今回の「令和」の発表は、
額の裏には上下が分かるよう「上」のシールが貼られ、
菅官房長官は会場の固定カメラを塞いで何度もリハーサルするなど、
「平成」のドタバタをすべて教訓にしたそうです。
そして今、
あの時の「平成」は、
国立公文書館の書庫にあります。
（と言いながら、これは名古屋の松坂屋～ヾ(≧▽≦)ﾉ）
１週間後の今日から新元号。
ということは…
今日は、平成最後の水曜日です！！
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名古屋の弁護士と愉快な仲間たち ちかこーん
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